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イポー、ウパス


東南アジア原産の高さ4〜5mほどの低木。樹皮を傷つけて集めた乳液は矢毒として使われていました。マレーシアにはイポー市というのがあって市のシンボルツリーとされています。別名の「ウパス」はマレー語で「毒」の意で、伝説の恐怖の木「ウパスの木」によります。

「ウパスの木」伝説


毒草名  イポー、パリ、ウパス、ミルクツリー、アンチアリス・トクシカリア(雄毒)、アンチアリス・イノーキシア(雌毒)
学 名  Antiaria toxicaria LESCH
特 性  クワ科 ウパスノキ属、伝説の広葉樹
毒部位  樹液
成 分  アンチアリン(Antiarin)、ウパイン、トキシカリン
症状  矢毒、悪臭


 

第二次世界大戦中の日本軍との戦いの中で、この矢毒を使った吹き矢が大きな武器になったそうです。音もなく撃たれ、大きな苦しみの中で死んでいく様は兵士に強い恐怖を与えたことでしょう・・・。




植物園等では「ウパス」の名で出ていることが多いのですが、ここでは他に「ウパスの木伝説」を紹介していますので矢毒に因み「イポー」の名を使っています。

東京都薬用植物園(東京都東大和市)





≪MEMO≫
・世界四大矢毒:トリカブト、イポー、ストロファンツス、クラーレ
・造作材、梱包材、合板の芯などに用いられている。
・本名は学名の「アンチアリス・トクシカリア」
・解毒剤は人糞。
・毒樹アンチャール(A.Pushkin)
・樹高:20〜30m
・袋物の木:内側の樹皮はフェルト状の繊維質で、洗い清めて袋物の材料に使われている。


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